毎日仕事を頑張る貴女。仕事だけじゃなく、家事や育児とあっという間に毎日が過ぎ去っていってしまう日々を送っている方も多いことでしょう。
そんな忙しい日々を過ごしていく中で、こんな経験ありませんか?
「苦手な上司との仕事を考えると胃が痛くなる」
「明日は取引先との商談があるのに寝れない」
「仕事で大きなミスをしたショックでご飯が喉を通らない」
更には、コロナ禍の影響で今までの日常ががらりとかわり、仕事だけでなくプライベートの中でさえもストレスが溜まりやすくなっています。
またプライベートでも友達同士の人間関係だったり、ワーママだったらママ友のお付き合いなどもあるかもしれません。
頑張らなきゃいけないのに、体が言うことをきいてくれない。そんな自分に落胆して更に落ち込む。こんな負のループ、断ち切ってしまえたらどんなに楽だろうと思いますよね。
私も営業をしている時は、同じような症状が毎日続いていました。ノルマがクリア出来ない。そのため上司からのプレッシャーが強くなる。それが強ければ強くなるほど体の不調は増えていきました。夜は寝つきが悪くなり、出勤前は動悸が出て、仕事中は胃痛が酷く胃薬を飲まないとやっていけませんでした。風邪をひいているわけでもなければ、手術をしたわけでもないに、です。そして最終的にうつ病を発症してしまい、1年半休職する自体に……。貴女はこうなりたくはないはずです。私も読んでくださっている貴女にこんなつらい体験をしてほしくありません。
なぜストレスを溜めると体の不調が出るのか。なんとなく分かってはいるけど、どうしてそうなるのかはわからない人は多いのではないでしょうか?
自分の体のことですから、少しでも知っておきたいですよね。
知っておくことで少しでもリスクを減らしていける可能性がありますし、対策も出来ます。
知らなければ改善することはないですし、悪化の道を辿る一方です。
毎日ストレスに晒されている心と体をケアすることによって、貴女の笑顔を増やしていきましょう。
ストレスと体の不調は連動している理由……
それは「ホメオスタシス」が関係しています。
ホメオスタシスとは外的環境が変化しても体内の状態を一定に保とうとする仕組みです。例えば暑い時に体内の温度を下げるために汗をかく、寒い時は体内の温度をあげるために体が震えるなどです。
これだけだと、全く関係ないんじゃない?と思うかもしれません。
実は外的環境とは、ストレスも含まれるからです。
ホメオスタシスは体内の状態を一定に保とうとする仕組み、とさきほど書きましたがどうやって一定にしているのでしょうか?
ホメオスタシスは自律神経、内分泌、免疫の3つで成り立っています。ここで既にピンと来た方はいるかもしれませんね。
ここに過度なストレスがかかるとバランスを保とうと頑張りますが、それが長期間に渡ると相互作用が崩れてしまいます。
体はホメオスタシスのバランスが崩れてくると、あるサインを出してくれます。
そのサイン、とは。いくつかあげてみますね。
身体はちゃんとサインという会話をあなたとしたがっている
- 疲れやすい、気力がわかない
- 首や肩が凝る、偏頭痛
- 寝つきが悪い、眠りが浅い
- 食欲がなくなる
- お腹の調子が悪くなる
などなど。他にもたくさんあります。
身に覚えがある方、多いんじゃないでしょうか?
もちろん本当に風邪をひいていたり、ウイルス性の時もあるかもしれません。
しかし、ストレスを溜め続けることでこんなにも体の不調が出てきてしまいます。
最初は1つだったのが、2つに……3つに、と増えていくことを考えると少しでも改善していきたいところです。
小さいことの積み重ねが今のあなたを作っている

このメカニズムを知っているだけでも、自分自身の心と体のケアは変わってきますよね。
仕事をするには、なにより生きていくには体の健康がとても重要です。そしてその体の健康を維持していくためには、心の健康も必要なのです。
いきなり大きなことをしなくても大丈夫。貴女自身に出来ることから始めていきましょう。無理にすると続かなくなる原因にもなります。
例えば1日ストレスの原因から離れてみる、とか、そんなに時間取れないよーというのであれば、5~10分でも大丈夫だと思います。
小さなことから少しずつ。塵も積もれば山となる、ですね!
過去の私と同じような辛い経験をする方が少しでも減るといいなと思います。
頑張ることも大事だけれど、時には休むこともとっても大事。
自分を甘やかす時間を作るのはなにも悪いことではありません。
【関連記事】

こちらの記事もオススメです!

翔

最新記事 by 翔 (全て見る)
- 心と体のバランスを整えてコロナに打ち勝つ健康な心身を手に入れる方法 - 2022年2月1日
- ストレスで心が崩れると身体にまで影響が出るのはアノ機能が働くせいだった… - 2021年12月31日
コメントを残す