こんばんわ!
癒し整体院くつろぎの島田です。
ぐっすり眠るための呼吸法
ストレスや不安、緊張がとけず目が冴えて眠れない、という方が増えて来ています。
パソコンやスマートフォンなどと離れられないなのでストレスから避けることが難しくなっているかもしれません。
眠れない時にオススメの呼吸法があります。
それが、白隠禅師の「内観の法」です。厳しい修行で不治の病になった白隠禅師が実施した方法です。
まずは呼吸について知って行こう
1日に約2万回も呼吸をしています。意外と多いですよね🌟
この2万回を普段は意識せずにしています。それを意識するだけで身体は変わるんですよ。
呼吸は生まれた時から誰もが自然に行っていることです。
平均すると1分で約15回、1時間に約900回、1日にすると約2万1600回も呼吸をしています。
1年で約788万4000回です。
これだけの数の呼吸を意識しないで行っています。
2万回の呼吸を少し変えれば身体も心も確実に違ってきます
無意識に行う自発的なものを「呼吸」
自分の意志でコントロールして行うものを「呼吸法」
と区別しています。
吸う息を意識していると心の緊張は高まる。
呼吸法では“吐く息を大切”にしています。
そうすると身体も心もリラックス出来ます。
吐く息を重視するか、吸う息を重視するかで、色々なことが変わって来ます。
例えば、誰かが猛烈に怒っているところを思い出してみてください。ハッハッと浅く勢いよく息を吸い込んでいるはずです。
吸う息は心臓の鼓動を速め、臨戦態勢に向かう交感神経を刺激します。
吸う息ばかり意識をしていると、争ったり怒りを爆発したりしてしまいます。
逆に吐く息を重視した呼吸は、これと正反対の働きをします。
吐くことを意識しながら
身体の力を抜き、長くやわらかく息を吐いてみてください。
緊張がとけて身体がリラックスするはずです。
皆さんにやって頂きたい呼吸は、吐くことに意識した呼吸です。
白隠禅師ってどんな人
日本の呼吸法のルーツは、江戸時代の名僧、白隠禅師になります。
若い頃から熱心に修行していた秀才でした。
ですが、あまりにも熱心に修行に取り組んだためにノイローゼになり、
さらに悪いことに当時は不治の病いとされた肺結核にも侵されてしまいます。
白隠禅師は度に出て、各地で医師を訪ねますが、思うようにいきません。
そんな時に、名僧中の名僧、仙人とも言われる白幽という人のうわさを聞きます。
年齢は180歳、240歳とも言われていて、人里離れた山中にいて、人嫌い。
誰かが訪ねると、必ず走り出して逃げるという。
ただ、天文学に精通していて、医道にも深く達しているお話でした。
白隠禅師は、白幽仙人を訪ねていくことにし逃げる仙人に対して何度も懇願し、叩頭して教えてもらったのが、
「内観の法」と「軟酥の法」
今回お伝えしますのは「内観の法」になります。
白隠禅師は、伝授された呼吸法を続け、3年もしないうちにノイローゼも肺結核も、ほかの様々な不調も自然に治癒されたそうです。
その後、70代になっても病気のひとつもなく、弟子の修行僧たちが病いがあると「内観の法」を教え、多くの人を病から救いました。
内観の法について

布団の上などで大の字になり、肩を動かさないようにし、横隔膜と腹筋を意識しながら大きく動かします。ゆっくりと鼻から吐ききり、お腹は凹ませる。ゆっくりと息を吸いながら、お腹を膨らませることを繰り返す呼吸法になります。
大の字は、めいいっぱいに広げた大の字ではなく写真のように緩く身体に力が入らないリラックスした状態でするとグンっと効果アップです🌟
そうすることで呼吸のたびにお腹や胸の血流が良くなり
内臓をマッサージする効果があり、脳にも良い刺激を与え、リラックスしてきます。
この呼吸法は、寝起きが悪い人にも向いています。寝る前に何度か行っているうちにすっきり目覚められるようになります。
* この時に、「これでぐっすり眠れるぞ」と効果を期待すると
それが邪念になって逆に眠れなくなる場合があります。
何も考えずに呼吸法をしてみてくださいね。
それでも、改善されない。。。
やり方が詳しく分からないなって方が居ましたら「癒し整体院くつろぎ」でお待ちしております。
参考文献
●睡眠向上コース

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島田卓磨

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