今日も秋晴れ
空気がうまい!!
朝の散歩、夜のウォーキング、ジョギング。
みなさんそれぞれのペースで
楽しんでいらっしゃいますね。
かという僕も
仕事から帰って食後に
少し歩いています。
時間にしたら5分くらいでしょうか(短っ
有酸素運動には
欠かせない関係の
活性酸素の発生。
体を傷つけないように大事大事して
運動不足な今日この頃です。
そんな
活性酸素の防御システムとして
代表的な3つをご紹介します。
活性酸素から生体を守る3つの防御システム
第1次防御
口から抗酸化物質を取り込み、活性酸素を中和する
【栄養学的アプローチ】
第2次防御
体内で発生した活性酸素を除去する
【生体内酵素アプローチ】
第3次防御
活性酸素によって引き起こされた遺伝子の転写ミスを修復
【遺伝子修復アプローチ】
以前にもお話したように
呼吸に使われる酸素のうち
1~2%が活性酸素になり、
除去しきれないほど発生していると言われています。
そこで
まず活性酸素の発生を防ぐ
抗酸化物質とはなんぞやという事で…
体内には活性酸素から
細胞を守ってくれる
【抗酸化物質=スカベンジャー(掃除屋)】
がいます。
代表的なものに
ビタミンC、ビタミンE、α-リポ酸、
コエンザイムQ10、カロテン、リコピン
などがあります。
ビタミンCは水溶性なので
血液や細胞液などの体液中の活性酸素を除去します。
ビタミンEは脂溶性なので
脂質でできた細胞膜に入り込むことができ
過酸化脂質になるのを防ぎます。
α-リポ酸は
・ビタミンCやEの数百倍ある。
・水にも脂質にも溶ける性質で双方の酸化を防ぎます。
・血液脳関門も通り抜けられるため、脳の抗酸化にも
力を発揮しているとされています。
これらの
抗酸化物質は活性酸素を直接的に除去し
細胞のさびや老化を防いでくれている
ということでしょうね。
傷ついた細胞の修復と再生
抗酸化物質や抗酸化酵素で
防ぐことができなかった活性酸素たちは
タンパク質や脂質、糖質など
体内の有機物と反応して酸化(サビ)させていきます。
酸化した有機物は
栄養素としての働きは無くなる上に
体にとって害を及ぼすものになることもあるので
早く排除や修復することが必要となります。
そういう時のために存在するのが
【DNA修復機構】と呼ばれる細胞の機構です。
酸化したDNAの塩基を取り除き
新しいものを付ける塩基除去修復など
色々な修復方法で
細胞の再生を行ってくれている
ナイスなやつです( ≧▽≦)b
ちょ~っとずつ
難しい話になってきましたが、
まとめると。
■ 酸化はする部分によって除去してくれる抗酸化物質が違う。
水溶性や脂溶性など意識的に摂取して活性酸素を除去しましょう。
■ 酸化して傷ついてしまった細胞は、物によってはガン化するものも。
そういった細胞を修復する機構が存在する。
これらは常に体が健康でなければ
充分に機能しません。
日頃の摂生が
身体の見えない部分の不調を
調整してくれます。
草木にお水や栄養を与えられる
気持ちをお持ちの方は
自身のお身体にも同じことを
してあげて欲しいと思います。
次回は、
活性酸素の攻撃を防ぐ
抗酸化物質を補充しよう!
についてお話します(^▽^)/
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小森 博史

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