どうも、姿勢王子の小森です。
いや、どうにも小森を知る人からすると魔王との異名もありますがここはあえてスルーしまして。。。
リンパってよく耳にしますが、実際リンパって何者で、どんな仕事をしていて、どんな作用があるのかなんて
あまりご存知なかったりしませんか?
細かく話すと難しい内容も出てくるので、今回も大切な部分だけお伝えしますね~(*^^)
リンパって何者?どこにあるものなの?

実際、リンパって何か知ってます?と聞いても答えられる方が少ないです。
同じリンパマッサージをするにしても、それが何者で、どこにあって、どんな役割があるのかを知ってやるのと知らずにやるのでは
同じやっていても結果の表れ方に違いが出てくるのでぜひ知識として入れておいてください☆
まず、リンパとは何者か。
リンパ(英: lymph)は、毛細血管から浸出した一般にアルカリ性の黄色の漿液性の液体。血漿成分から成る。リンパ液とも呼ばれる。
参照:ウィキペディア
毛細血管から浸出したということで、血液≠リンパなわけですが
血液はカラダ全体に栄養を運ぶ働きに対し、
リンパは簡単に言うと、老廃物や余分な水分を回収する働きがあります。
静脈と同じようなお仕事をしてくれているのですが、静脈で回収しきれないものをリンパが回収する。
解りやすく言うと、静脈が高速道路でリンパが下道。
高速道路が渋滞しても、下道を通ればなんとか進めるのですがこの下道が詰まってしまったらどうにも動かなくなる。
要するに、カラダに老廃物が溜まってしまう状態になるということです。
リンパってどこにあるの?

リンパって先ほどもお伝えしたように、全身の細胞や組織の間にある血液と同じ成分をもった液体なので身体中に張り巡らされています。
小ネタですが、血液は心臓から送り出されると全身を約40秒で一周しますが、
リンパは8~12時間、下手したら1日かけて非常にゆっくりと全身を一周しています。
血液は心臓というポンプの力があって、それによって送り出されるけれど
リンパには残念なことに心臓のようなポンプの力がありません。
ポンプの有無がそもそも大きなポイントというわけですね。
そうそう、この質問が出てくるならなかなか意識が高いっ!
はい、リンパは心臓のようなポンプ機能がないので、筋肉や関節を動かすこと、もしくは外から刺激を与えることでながれる仕組みとなっています。
だ、か、ら
何もしないとリンパ節に老廃物や疲労物質が溜まってしまうわけです。
あ、ちなみに『リンパ節』というのはリンパ液を流す中継ポイントのようなところ。
脇(ワキ)、ソケイ部、ひざ裏といった場所です。
上の理由から、カラダを動かす仕事よりもデスクワークの人の方がリンパが詰まりやすい。
筋肉の量が少ない女性の方が男性より流れが滞りやすい、わけです。
リンパが流れると良い理由は他にもあります

フィルターのような役割をしているリンパ節は、免疫細胞であるリンパ球をたくさん抱えています。
リンパマッサージをすることで、老廃物や余分な水分のデトックスだけでなく、免疫力アップにも役立ちますよ。
寒く乾燥する時期なんかは積極的に行いたいものですねっ!
リンパの流れを良くするには適度な運動とリンパマッサージ、水分補給が大事です。
足首を回すだけでもリンパの流れは促されるので、簡単なことからはじめてみてはどうでしょうか。
まとめ
- リンパは全身に張り巡られており、老廃物や余分な水分を回収する働きがある
- リンパは心臓のようなポンプ機能がないので、筋肉や関節を動かすこと、もしくは外から刺激を与えることで流れる仕組み
- 何もしないとリンパ節に老廃物や疲労物質が溜まってしまう
- リンパマッサージは免疫力アップにも役立つ
- リンパの流れを良くするには適度な運動とリンパマッサージ、水分補給が大事です。

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小森 博史

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