
最近、メタボリックシンドロームに続き
ロコモティブシンドロームという言葉をかなり耳にするようになったのではないでしょうか。
ロコモティブシンドローム=運動器に障害が起こることによって、寝たきりになり要介護状態になる可能性が高まる状態
要するに、
【健康寿命】を縮める要因となる、ということ。
- お金はあるのに好きなものを食べに行けない
- 旅行に行きたくても体が動かない
- 身内の力を借りないと生活が出来ない
生きてはいるけど、こんな状態。
正直イヤですよね。
運動が好きか嫌いかという問題ではなく、健康のために欠かせないものの一つが
【身体を動かすこと】です。
そんな身体を動かすことについて
間違いやすい部分をお伝えしておきますので、ぜひ参考にしてみてください。
ダイエットのための運動
脂肪を燃やすにはウォーキングやジョギングみたいな
【有酸素運動】が良いとおもっていませんか?
答えから言うと、エネルギーを一番多く使う
【基礎代謝量】を高めることが大切です。
そのためには、ある程度の筋肉が必要になるので
【無酸素運動】を先にするのがオススメです。
あれこれやるのも続けるのが大変なので
日常、道具も使わず出来る方法として4つほど。
- 腹筋
- 腕立て伏せ
- スクワット
- かかとの上げ下げ
ここではやり方の説明は割愛させて頂きますが
【無酸素運動】→【有酸素運動】
この順番の方が効率よく脂肪を燃焼させられるので覚えておいてください。
運動前のストレッチするのは危険!?
ケガをしないように運動前にはしっかり筋肉を緩めましょう~
なぁんてことしてたら、
筋肉の弾性が失われて運動のパフォーマンスが低下したり、怪我の危険性が増します。
ストレッチには主に2種類あるのをご存知でしょうか。
- 筋肉を緩める(静的)ストレッチ
- 関節を緩める(動的)ストレッチ
この2種類です。
運動前にしたら怪我の危険性が増します、というのは
前者の筋肉を緩めるストレッチです。
特に、筋力トレーニングをする前などにやってしまうと
これからストレスを与え収縮させるものを先に延ばすということなので逆効果になりますよね。
なので、運動の前後にするストレッチは、
■ 運動前 ― 動きのある関節ストレッチ
■ 運動後 ― じっくり伸ばす筋肉ストレッチ
このように使い分けてください。
関節(動的)ストレッチって何?
名前のごとくですが、身体を動かす動作で関節の動きをつけていくもの。
身体を右へ左へ反動をつけてねじる運動や、分かりやすいところでいうとラジオ体操もこちらの関節ストレッチに当たります。
ブラジル体操ってものも見ている限りでは、この関節ストレッチになりますね。
よければ、ちょっと面白そうな動画があったので添付しておきます。
個人的には、結構良いと思いますよ☆
もっとも運動の効果が出やすい時間帯とは…
これは、目的別で違うので自分が目的としている方を選んでください。
【脂肪を燃やしたい】
朝の食前がベスト
注意点
- 空腹、水分不足での運動は危険です。運動する前にお水やバナナなどを軽く摂取しておいてください。
- 頭が起きていない状態での運動はパフォーマンスが落ちます。起床後30分~1時間ほど経ってから行ってください。
【脂肪をためにくくする、筋力をつける】
夕食後がベスト
注意点
- 食後すぐは消化不良の危険あり。食後1~2時間ほど胃を休めてから行ってください。
- 夜遅くの運動は興奮し、睡眠の妨げになります。夜遅い場合は軽めにして睡眠を優先させてください。
まとめ
長生きしたくない方も、生きているうちは【元気】に。
そのためには
- 基礎代謝量を高める
- ダイエットには【無酸素運動→有酸素運動】
- 運動前に関節(動的)ストレッチ
- 運動後に筋肉(静的)ストレッチ
- 目的別に運動の効率よい時間帯を利用する
同じ運動をするにも知っておくと運動による怪我も防げます。
上手に身体を動かして、【健康寿命】を増やせる生活をして欲しいと思います。
乳酸(疲労物質)が抜けきらないと、身体が固くなってしまいますので
その場合は、早めに癒し整体院くつろぎのお越しください。
取りきれなかった疲れから解放させるお手伝いをさせて頂きます。