
慢性的な肩こりの原因は?
肩こりになる原因は、悪い姿勢・眼精疲労・運動不足・水分不足・ストレス・食生活・睡眠不足などの【生活習慣の乱れ】から起こることがほとんどです。
その中でも直接的に肩こりに一番関係しているものが『筋肉』。
首の後ろから肩・背中にかけての『僧帽筋』という筋肉があり、この筋肉が5~6キロある頭を支える+腕を動かす時にも使うので常に緊張状態になっているわけです。
この『緊張状態』が続くことによって、
筋肉が硬くなる
↓
血管を圧迫して血液の循環が悪くなる
↓
筋肉に必要な栄養や酸素が行き渡らなくなる
↓
筋肉疲労が溜まる
↓
筋肉疲労が溜まることで
ますます筋肉が硬くなり肩こりを起こす
このサイクルが繰り返されることによって筋肉がどんどん硬くなり慢性的な肩こりへと繋がっていくという流れです。
マッサージはするべき?やめるべき?
マッサージをするべきかやめるべきかは一概には言えません。
なぜなら肩こりを余計に悪化させるマッサージのやり方があるから。
肩が凄くこっているからといって
強くゴリゴリと押したり、揉みほぐすのはダメです。
この行為を繰り返していると徐々にコリは硬くなっていきます。
『体が刺激に慣れる』ということが原因の1つです。
はじめは軽く揉むだけで満足していたが、
今までの刺激に慣れてしまうとそれよりもっと強い刺激を求めてしまう。
こうなってしまうと肩こりが重症化してしまい
不快感や頭痛などが余計に悪化してしまうことも・・・。
それともう1つの原因は
『筋肉が断裂(切れて)して再生することで固くなる』こと。
筋力トレーニングをするときに必要な部分に対して利用するのは良いですが
肩や肩甲骨周りにはオススメできません。
慢性的な肩こりはどう解消する?
マッサージをすることによって一時的に楽になったけれど
次の日になるとまた肩こりがひどくなった。
そんな経験をしたことがある方は決して少なくないはず。
本当に慢性的な肩こりを解消するためにはカラダの体質改善(肩こりのない体づくり)
つまりは根本から改善する必要があります。
体質改善において重要な要素が『生活習慣』です。
肩こりのほとんどの原因が生活習慣なので
今までの生活習慣を改善することができれば
肩こりのないカラダをつくるのも不可能ではないでしょう。
自宅で簡単にできる肩こり3つの改善習慣
1.お水を1日に1.5リットル~2リットル飲む
肩こりの主な原因は血行不良によるカラダの酸素不足と、老廃物の滞り。
血行不良の原因には『水』が大きく関係しています。
肩こりに悩まれている方は、比較的お水をしっかりと飲めていない方に多いです。
体内の水分が不足すると筋肉に十分な栄養や酸素が届かない。
さらに、乳酸などの老廃物が排出されず体内にどんどん溜まってしまう。
常に綺麗な水を体内に循環させることで栄養や酸素を全身に運び、老廃物の排出もしてくれるので
まずは水を飲むことを意識してみてください。
2.極力、体を冷やさない
体を冷やしてしまうことによって血流が悪くなり、筋肉が硬くなります。
筋肉の硬さは、肩こりの原因になってしまうので
断熱効果の高い衣類や保温効果の高いインナーなどを着てなるべく体を冷やさないよう気を付けてください。
お風呂に入る時もシャワーではなく湯船に浸かるようにして体を芯から温めるようにすると良いですよ。
3.体を温める作用のあるものを食べる
人参やたまねぎなどの根菜類には体を温める効果があり肩こり改善のサポートをしてくれます。
逆に南国で作られる食べ物や水分の多い食べ物、甘いものなどは体を冷やしてしまうので注意してください。
その季節の旬の食べ物を選ぶのが理想的です。
もちろん、これだけではありません。
- 必要な部分の筋肉強化
- 適度な運動
- 呼吸法
- 食事方法
- ストレッチ法
- 姿勢(立ち方、座り方、歩き方)
ここでは
「これって肩こりに関係あるの?」と思われることと、比較的、最初に実行しやすいこと。
ここにポイントを置いてご紹介しています。
まとめ
慢性的な肩こりの原因は日々の『生活習慣』から来ていることがほとんどです。
まずは自分のこれまでの生活習慣を見直して改善することを心掛けてみてください。
習慣を改善するためのさきがけとして
- お水を1日1.5リットル~2リットル飲む
- 体を冷やしすぎないようにする
- 季節に応じた(体を温める作用のある)ものを食べる
癒し整体院くつろぎでは普段の疲れを解消するお手伝いをするだけでなく
あなたに合った生活習慣のアドバイスや体質改善のお手伝いなども一緒に行っています。
慢性的な肩こりに悩まされている方はぜひ一度お越しください。
しっかりお話を伺い、カラダの調子をみて、
その時のあなたのための施術とアドバイスをさせて頂きます。